/mnt/scp/4800/attachments
├── news_report.pdf
├── eventlog_4800_lvl4.docx
├── analysis_4800_signal.odt
├── diary_5034_katie.rtf
└── history_5034_lvl4.thd
ERROR 404: File not found
前記: 以下はSCP-4800イベントの開始直後に放送局 "BBCニュース"によって作成された放送です。放送は開始直後に財団の監視botにより妨害されました。しかし、800万人の民間人が放送のこの部分を視聴したと推定されています。
<ログ開始>
BBCニュースのイントロアニメーションが流れる。イントロ部分が終わった後、デスクに座っているニュースキャスター2名(ロバート・トラスクトンとシェリー・フェルディナンド)が映される。
トラスクトン: こん…ばんは、私は、私はロバート・トラスクトンです、そして、私達BBCニュースは、えー、幾つか緊急ニュースをお伝えします!
フェルディナンド: その通りです。世界中で、通常より早く空が夜になったとの報告が入っています。加えて、何人かの人々は衛星テレビ放送、電話線、そしてインターネットのアクセスが切れたと報告しています。
トラスクトン: はい、私達は誰が起こっているのか、失礼しました、何が起こっているのかを教えていただける天文学者の方とお会いすることができました。では、天文学者の、えー、ジェリー・スプリンクラーさんと私達のインタビュアーのところへ行ってみましょう!
シーンがカットされ、天文台に移る。インタビュアー、トレイシー・スカラードがジェリー・スプリンクラーに話しかける
スカラード: えー、外で何が起こっているかについて私達に何を教えていただけますでしょうか?
スプリンクラー: 私が言える限りでは、他に良い言葉が見つからないのですが、太陽の光が私達のところに届かなくなっています。理由はまだ実のところ究明できていませんが、熱はまだ届いており、私達は生き続けることができるでしょう、しかし光は地球の大気圏に入ってこず、出て行っています。
スカラード: それが星が無くなってしまった理由なのでしょうか?
スプリンクラー: はい、そしてインターネットが落ちた理由でもあります。衛星は地球の大気圏外にあるので、私達は衛星と通信ができないんです。私はあなたがHQに折り返しかけるのに固定電話を使っていると思うのですが、そうですよね?これの唯一の例外は、どうやら反復する無線信号で、ただ同じ—
ERIS.AICが放送に機密情報を検出し、放送を妨害する。
<ログ終了>
前記: 以下は財団によって観測された、現在進行中のSCP-4800イベントの間に発生した全現象のログです。真空空間における現在の光の制限により、地球を超えた現象の観測は非常に困難となっています。
日付: 04/05/2016
説明: 08:17 UTCに空が突然、前兆なく黒色に変化しました。星、他の惑星、太陽、そして地球を周回しない衛星を含む全ての地球外物体は視認不可能となりました。
注記: SCP-4800イベントの始まりであるとの宣言がなされました。
日付: 04/06/2016
説明: インターネットに接続された全ての機器が不具合を起こしました。これはインターネットが機能するために不可欠な衛星が妨害を受けたためであると推定されます。
注記: N/A
日付: 11/12/2016
説明: 隕石が地球に落下し、ロウアー・マンハッタンが高レベルの損傷を受けました。結果として、ワールドトレードセンターが破壊されました。
注記: N/A
日付: 05/12/2017
説明: 主に世界の政府と民衆の間のSCP-4800に関する意思疎通の欠如により、世界的規模の暴動が発生し始めました。大半の地域では政府の管理が維持されています。
注記: 財団は以前ロシアとして知られていた国家から撤退します。
日付: 08/10/2017
説明: RAINBOW BODY処理を受けたDクラス職員の使用によって、天の川銀河の中心に存在する大型のクラス-C"ブロークン・エントリー"ワームホールが確認されました。
注記: 現象はSCP-4800-1に分類されました。
日付: 01/20/2018
説明: アメリカ合衆国東部の暴徒が"アップル運動"として知られる反乱を形成し始めました。彼らは暴動に使用するための高度なセル方式の技術を開発していることが観察されています。
注記: サイト-13、サイト-22はアップル運動に敗北したと考えられています。
日付: 12/09/2018
説明: 地球のヒューム値が突然基準値から一定で21ヒュームに低下しました。低レベルの現実歪曲はありふれたものとなっています。
注記: MTFオメガ-12("アキレウスの踵")がこの現象によって形成された新しいアノマリーの収容の補助のために展開されています。
日付: 09/08/2019
説明: 留意すべきことにSCP-4800-1の周辺領域のヒューム値は絶対的な0であり、これによりその範囲の物質は分解されています。この範囲の半径は徐々に拡大しています。
注記: N/A
日付: 01/01/2020
説明: SCP-4800-1が光の制限にもかかわらず地球に到達する無線信号の発信を開始しました。 信号は一連の短点と長点で構成されています。
注記: 暗号解読部門による解析が進行中です。
前記: モールス信号の短点と長点の反復する配列からなる信号が地球全体で検出されました(さらなる情報は文書 4800-EL3を参照)。以下はこの配列の記録と訳文です。
配列: ....-...............-.....-....-.....-.......-..--....-...............-....-........-..--....-.............-.....-....-....-.........-....-.............-..--.....-.........-....-.-....-...-..--....-..............-....-...............-....-.....-....-...-....-..............-.....-..-..-.............-..--.....-....-..--....-.........-....-........-..--.....-...-.....-...-....-.........-....-.-..--..--....-..............-.....-.....-....-.-....-...............-.....-....-....-.-....-.............-....-.....-.....-....-..--....-....-....-.....-....-.............-.....-...-.....-...-....-.......-....-.-..--....-.....-.....-..-....-..-....-.-....-...............-....-...-....-....-.....-...-....-.-..--.....-....-.....-.........-....-..-.....-....-..--....-.....-....-........-.....-...-..--.....--....-...-....-......-..--.....-.....-....-...............-....-....-....-..............-.....-....-....-.-....-...............-....-.........-..--....-..............-....-..............-.....-.....-.....-......-....-.........-.....-..-....-.....-....-.....-.....-...-...-..-..--...--......-.-...-........-......-.....-...-.-......-.-...-.........-...-..-..--......-..-....-...-.....-...-....-.-.....-..-.....-....-....-..............-....-..............-....-...............-.....-..-..--....-.-....-.....-....-.........-....-............-.....-.........-.....-....-....-.-..--....-...-....-..............-....-...............-....-........-..--.....-..-..--..-.............-....-......-....-.........-.....-.........-..--.....-.....-....-...............-....-.-..--....-.....-.....-..-.....-..-..--....-...-....-.....-....-.........-....-.....-....-.........-.....-......-....-.......-....-..............-.....-....-..--....-.........-....-........-..--.....-...-....-.....-....-.............-.....-...-.....-...-....-.......-....-.-..--....-.....-....-........-.....-....-.....-...-....-.........-.....-.....-..--....-.........-....-..............-....-.....-.....-......-.....-...-.....-..-..--....-.....-.....-...-....-.........-....-.........-..--..--....-..............-....-.-....-....-....-.......-....-..............-.....-..-....-.....-..-.............-..--.....--..--....-.....-....-............-.....-...-....-.-..--....-.....-.....-......-....-.....-....-...-....-.-....-.-.....-.....-....-.....-.....-....-....-.-..--..--.....-...-....-.-....-......-.....-....-.....-...-....-.-..--..--.....-...-....-...............-.....--.....-...-.....-...-....-..-....-.........-....-.....-....-............-.....-....-..--..--....-...............-....-...............-....-............-....-.....-.....-.......-..--.....-..-....-........-....-...-....-..............-....-.-....-.....-....-...-....-...............-..--..--....-......-....-...............-....-...-....-............-....-............-.....--....-.-....-.-.....-...-....-.........-.....-....-....-..............-....-...............-....-.....-..--....-.....-.....-......-.....-....-....-..............-..-.............-..--.....-....-..--....-.-....-........-....-...........-....-..............-.....-.........-..--.....-.....-....-...............-..-.............-..--.....-....-..--....-.-....-.....-..--....-.............-....-.-....-...-..-.............-...-...-...-.....-....-...............----..........-
おおよその訳: SRSSSSUSUSRSRSSDGSDSSSSRSDSSDGSDSSSUSUSRSDSSRSDSSSUUDSDSSRSKSRUUDUSSSSUSRSSSSUSRSRSDRSDSSSSDSDDDSSSUUDSDUUDUSSSDUSSUUDSDRSRUSRSSUSRDGWSRSSSSRSRSRSKSRSSSSUSUSRSKSRSSSSDUSUSUSRWSRSDUSUSRSSSSDSDRSRUSRSSDURWSRSRSRRSDDURSDSSSSRSDRSDUSUSDURWSUSRSRSSUSRRSRSDGSDSDUSSUSUSDGSWSRUSRSUUDSDSDUSSSSSDUSRSDSSSSDSDUSRDUSSSSSDUSSSDGSDSSSSDUSSSSUSUSUSUSSDUSSSDSDDUSUSRSRSRUSDDGUDSRDRSSRSUSUSKSSKSDSSRUUUDSRRSDRSRUSRDSDDSDUSRSSSSRSDSSSSDUSSSSSDSDDGSKSRSRSDSSRSDSSSRSRSSUSUSRSKUDUSDUSSSSUSRSSSSUSRSSRWSUUUDDSSSUSRSUSRSSUSUSSSDGSRSRSDSSSSRSKUDUSUSUUSUUUDUSDUSUSRSSUSRSRSDSSRSRSUSRSSDUSSSSUSUSRWSRSSUSRSSRWSUSDUSUSRSSSSDSDRSRUSRSSDURWSRSRSDSSDSDUSUSDUSSSDSDSDGSDSSRSDSSSSDUSUSUSSDSDRSRRWSRSRSRUSRSSUSRSSUUDGSDSSSSDURSDUSRSSDUSSSSUSUUSRSRRSSSSDGSWUDUSUSRSSSUSUSDURWSRSRSRSUSRSRSDRSKSRDSDSDUSUSUSRSKUDGSRUSRDUSSDSDUSUSDURWUDSDRSDSSSSRSWSUSDSDRSDDUSSSDUSUSRSSSUSUSRWUDUSSSSSDUSSSSSDUSSSSDUSUSUSSRWSUUSRSSRSDRSDSSSSDURSDSDUSDUSSSSSDGWSRSUSRSSSSUSRUSRSSSUSRSSSUSUDURSKSUSDUSSSDSDUSRSSSSRSDSSSSRSDSDGSDSDSDSRSRSDUSSSSUUSSSSRWSUSRWSRDUSSUSRSSSRSDSSSSDSDSSRWSUSUSRSSSSUUSSSSRWSUSRWSRDUSUUDUSSSSRSKSRUUSSSSRUSDRSRSDSSSSWGSSST
終了報告: 上記の配列はまだ認識できないモールス信号の形態にエンコードされる可能性があると考えられています。暗号解読部門による翻訳の努力が継続されています。
5/29/2020
このクソ配列をずっと見続けて今でもう数時間。これが私達をこの窮地から救い出してくれるものかもしれない。SCP-4800に繋がるカギかもしれない。もしかしたら私達はSCP-4800を利用することだってできるかもしれない。でも、私はこれの解読を始めることすらできない。
これはモールスのはずなんだけど、信号を自分で聞いたことがある。これは長いのが途切れずに一気に行ったり来たりしてる。私達がいくつか切れ目を見落としてるかもしれないけど、どの組み合わせ方も試してみたし、ごちゃごちゃした略語が出てくるだけ。他も全部試したけど、何も出てこない。
一晩寝て考えなきゃ、じゃないと狂っちゃうかも。
5/30/2020
あの暗号を見てまた一日無駄な日を過ごした。私はもう覚えてしまった。目を閉じるといつもあれが浮かんでくる。何にも出てこない。
分解の領域が地球に近づき始めてる。あれが私達を消す前に急がなきゃ。サイトのみんながパニックになってる。カルヴィンが神経衰弱になってるところを見るなんて思いもしなかったけど、私はここにいる。
ベッドの上に暗号のプリントアウトを貼って、一日のうち大体はそれを見て過ごした。なんでうまくいかないの?なんで私は何が起こってるかわからないの?
6/02/2020
暗号はまだ解けない。解読部門の他のみんなと話したけど、まだまだ解けそうにない。
eメールシステムが落ちたことは忘れておく。意思疎通が物凄く難しくなった。
ビビッと来てよ、脳みそ。今こんな時に役立たずにならないで。
6/12/2020
今日突然閃いた。これは間違いなくモールス信号じゃない、でも暗号じゃないなら何?私はこれを横向きにしてみた、するとこれが私にはより線で区切られた点のセットっぽく見えてきた。これは文字を伝えてるんじゃない、数字を伝えてるんだ。
この場合の解読で、私は解読中一日ずっと好調だった。やっぱりこれは大量の数字なんだ。パターンがあるようにも見えるけど、まだそれは分からない。
解読部門の残りにこれを送ろうとしたけど、eメールがまだ壊れてる。今日職場に着いたら話してみよう。
6/13/2020
16より大きい数字はない。気づいたかもしれない。
knewmans@5034_s19: sed -v -i "s/-/ /g" transmission.dat
sed: すべての文字列'-'の出現箇所を文字列' 'に置換しました
knewmans@5034_s19: ./hexconvert.py -i transmission.dat -o hexnums.txt
knewmans@5034_s19: hexdump -C hexnums.txt
00000000 54 4f 20 57 48 4f 4d 20 49 54 20 4d 41 59 20 43 |TO WHOM IT MAY C|
00000010 4f 4e 43 45 52 4e 20 2d 20 54 48 49 53 20 49 53 |ONCERN - THIS IS|
00000020 20 41 4e 20 41 55 54 4f 4d 41 54 45 44 20 4d 45 | AN AUTOMATED ME|
00000030 53 53 41 47 45 20 42 52 4f 41 44 43 41 53 54 20 |SSAGE BROADCAST |
00000040 42 59 20 54 48 45 20 53 43 50 20 46 4f 55 4e 44 |BY THE SCP FOUND|
00000050 41 54 49 4f 4e 20 55 4e 49 56 45 52 53 45 20 32 |ATION UNIVERSE 2|
00000060 61 30 65 38 61 31 32 39 62 20 53 43 52 41 4e 54 |a0e8a129b SCRANT|
00000070 4f 4e 20 52 45 41 4c 49 54 59 20 41 4e 43 48 4f |ON REALITY ANCHO|
00000080 52 20 2d 20 49 46 20 59 4f 55 20 41 52 45 20 52 |R - IF YOU ARE R|
00000090 45 43 45 49 56 49 4e 47 20 54 48 49 53 20 4d 45 |ECEIVING THIS ME|
000000a0 53 53 41 47 45 20 54 48 49 53 20 55 4e 49 56 45 |SSAGE THIS UNIVE|
000000b0 52 53 45 20 49 53 20 49 4e 20 44 41 4e 47 45 52 |RSE IS IN DANGER|
000000c0 2d 20 50 4c 45 41 53 45 20 45 56 41 43 55 41 54 |- PLEASE EVACUAT|
000000d0 45 20 41 53 20 46 41 53 54 20 41 53 20 50 4f 53 |E AS FAST AS POS|
000000e0 53 49 42 4c 45 20 54 4f 20 4c 4f 57 45 52 20 43 |SIBLE TO LOWER C|
000000f0 48 41 4e 43 45 20 4f 46 20 43 4f 4c 4c 41 50 53 |HANCE OF COLLAPS|
00000100 41 54 49 4f 4e 20 45 56 45 4e 54 20 2d 20 54 48 |ATION EVENT - TH|
00000110 41 4e 4b 20 59 4f 55 20 2d 2d 20 46 52 4f 4d 20 |ANK YOU -- FROM |
00000120 50 41 52 41 47 4f 4e 0a |PARAGON.|
00000128
knewmans@5034_s19: scipnet --email --to directorscott@foundation.scp
scipnet: SCiPNETに接続できません. システム管理者に連絡してください
knewmans@5034_s19: ping -c 3 8.8.8.8
connect: ネットワークに到達できません
knewmans@5034_s19: cat >> diary.txt << "EOF"
Fuck
EOF
knewmans@5034_s19: uptime -p
up 2 years, 5 hours, 3 minutes
knewmans@5034_s19: ping -c 3 $(scipnet --get-ip "Site-32 Main Server")
scipnet: サーバ"Site-32 Main Server"はオフラインです. 原因: "破壊"
knewmans@5034_s19: ping -c 3 $(scipnet --get-ip "Site-19 Main Server")
scipnet: サーバ"Site-19 Main Server"はオフラインです. 原因: "必須部品の崩壊"
knewmans@5034_s19: ping -c 3 $(scipnet --get-ip "Site-01 Primary Ping Server")
scipnet: サーバ"Site-01 Primary Ping Server"はオフラインです. 原因: "O5-1により接続切断"
knewmans@5034_s19: summary -p ~/world_history_collection.d > summary.txt
knewmans@5034_s19: diff --preview summary.txt /mnt/deepwell/987/summary.txt
diff: 405の相違が発見されました,閲覧しますか? (Y/n) N
knewmans@5034_s19: grep "Katie Newmans" /usr/scp/personnel_directory.csv
grep: "personnel_directory.csv"に文字列"Katie Newmans"は発見されませんでした.
knewmans@5034_s19: sed -v -i "s/lvl4/lvl5/g" filenames.txt
sed: 全ての文字列'lvl4'の出現箇所を文字列'lvl5'に置換しました
knewmans@5034_s19: logout
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